金の価値が上がっているようで、訪問買取トラブルが多くなっているようです。
そういえば、今年の初めごろだか去年の終わりごろに街中で声をかけられました。
街中といっても、ほとんど人通りのない裏道ですが…。
「鑑定士になるために修行をしているので、お宅にある貴金属を鑑定させてください。玄関先で鑑定できますので、修行のためにお願いします!」
『玄関先』という言葉をものすごく強調してました。
これは怪しいと思いました。わざわざ玄関先に誘導する意味がわからない。
それに、ご近所さんに多大な迷惑をかけそうな気がする。そんな予感。
まぁ、残念ながら私は貴金属を持ってません。ピアスも開いてますが樹脂だらけです。唯一あるのは結婚指輪と誕生日に買った指輪ぐらいでしょうか…。
そんな話をしたら
「樹脂でも鑑定できるので、ぜひ鑑定させてください!」
樹脂って…鑑定できるものなのでしょうか?
というより、鑑定するものなのでしょうか?
怪しすぎる。とりあえず断ろう。
断り続けるも、「その指輪で構いません。玄関先まで伺いますので是非鑑定させてください」
さすがにイラっとしますよ。断ってるのにしつこく食ってかかられると。
しかもこの後もうしばらく歩いて買い物したいのに。赤子も抱っこしながら立ち話長時間で気を使わないし。
『指輪に値段がつくとしても、思い出の指輪に値段をつけてほしくありません』
と、ちょっと舞台台詞のような、漫画台詞のような一言を打ち放してみました。
さすがに不機嫌そうに言ったので、何とか引き下がってくれましたが…。
その半年後ちょっとぐらいに、訪問買取トラブルが多発していると話題になってるとは…。
にしても、私に声をかける時点で間違っていると思います。
アクセサリーもブランド物も身につけていないのに。
たぶん「鑑定士を目指していて修行をしている人に協力しよう」という良心を逆手に取った感じなんでしょうね。親心的な。
世の中、常に緊張して生活しなければならない感じになってしまうのでしょうかね…。
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